SkypeAPIドキュメントとサンプルプログラムがここからダウンロードできる。ぱっと見た感じ、予想以上にいろいろできる(開発者にとって)ようだ。

昔、GoogleAPIを公開したときは、1アプリから検索できる回数が、1日1000回とかいう制約があった(うろおぼえスマソ)。Skypeの場合は、Googleと違って、アプリがAPIをたたいても、Skypeで管理しているサーバの負荷が増えるというわけではない。だからGoogleAPIのような制限が必要ないのだろう。

昨日見つけてから静かな興奮を感じている。すばらしい。

今後注目したいと思っているのは、ウィルス、もしくはウィルス的なアプリケーションの出現にどのように対処が考えられているのかということ。例えば、Skypeネットワークのトラフィックを食い尽くすアプリケーションが作られるとどうなるのだろうか。

あと、もう一つ考えたのは、FW超えの拠点となるスーパーピアからはSkypeOUTを無料にしたらどうかということ。こういうシステムのスケールは、結局、FW超えの拠点となるスーパーピアをいかに集めるかというのにかかっていると思う。現在同時接続100万台の中に、スーパーピアがいくつあるのか分からないが、うまく普及のサイクルをまわせたら、もう10倍くらい広げられるかもしれない。1000万同時接続になったらすごいなあ。日本のTV番組視聴者数よりも多いことになる。