マーケティング本二冊

忙しくて読めなかった本がたまっているので読んだ。

ポーター教授『競争の戦略』入門 (ビジネスバイブル)

ポーター教授『競争の戦略』入門 (ビジネスバイブル)

原著が、「役に立つビジネス書」No.1(20年後の調査で!)という有名な本。しかし難解らしい。とりあえずエッセンスだけを解説したという本書を読んでみた。

なんだか余計に良くわからんというのが感想。答えだけ教えてもらっても、なんか納得できないという気持ちが残る。いろいろと分類しているのはわかるのだが、その分類の必然性が伝わってこない。ある分類には、当たり前の項目が含まれているように思えるし、一方で、当たり前すぎて含まれていない項目もあるように思う。まだ経験不足かな。

まあ、とりあえず、「ファイブフォース」という言葉は、常識のようなので使えるようになっておこうと思う。

一億総マーケター時代の聞く技術―「明日の売れ筋」をつかむプログラム

一億総マーケター時代の聞く技術―「明日の売れ筋」をつかむプログラム

「顧客の事実」と「自分の仮説」で新しい商品やサービスは生まれる。顧客の声から、顧客の仮説を分離し、顧客の事実を抽出すること。さらに、顧客の事実から、ポジティブなものを抽出し、それを元に仮説を立てること、ということが書かれていた。

今まであまり意識したことがない視点だった。まだまだ発見することは多いなぁ。役に立った。