iTMS
出張なので早起き。時間があったので、朝少しだけ、話題のiTMSに手を出す。
現時点では、欲しいと思っている曲があまりないことがわかった。仕方がないので、宇多田ヒカルを落とした。
- アーティスト: 宇多田ヒカル
- 出版社/メーカー: EMI Records Japan
- 発売日: 1999/03/10
- メディア: CD
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出張帰宅後、スパイスガールズを落とした。「うわー何でこんな曲知っていんだー」と自分でも思うくらい、懐かしすぎ。ツボ。
- アーティスト: スパイス・ガールズ
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1996/06/26
- メディア: CD
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ここ何年か、僕は音楽CDを買ったことがなかった。それはお金がないからではなく、PCに音楽データを移すのが面倒だったから。それに、データを入れた後のCDがいかにも無駄なので、買う気力が起こらなかったというのもある。
その生活スタイルが変わろうとしている。
実は、今までにも、日本にオンライン音楽販売のサービスはあった。しかし、音楽会社の基本的な考えは、CDで儲けるのがメインのようで、オンライン音楽販売のサービスの値段や利便性は、CDの売り上げが落ちないように調整されていたように感じる。そういうのは、コンシューマにとっては手抜きとしか見えない。そしてコンシューマはそういう手抜きには敏感だ。僕も今までこれらのサービスを使いたいと思ったことはなかった。
少し話が変わるが、金持ちになればなるほど面白い仕事ができると主張している人がいた。その人は、例えとして、「ビル・ゲイツが自分の趣味でXBOXを作ってしまった」という逸話を教えてくれた。それを聞いたとき、僕はピンとこなかったな。「すごい」とも「羨ましい」とも「自分も頑張らなければ」とも、とにかく何も感じなかった。ていうか、XBOXって全然新しくなくね?
しかし、ジョブスがでかい仕事をやったということならばわかる。iTMSは、初日で僕の生活スタイルを変えてしまった。そして、iTMSは、これまでのサービスと異なり、手抜きを感じさせない。ジョブスが本気で偉大な仕事をやろうとしていることが伝わってくる。だから、iTMSを使っていると、ドキドキする。