USBへの興味

泊りがけの出張。移動中とホテルでの暇つぶしのために本を購入した。

Linux組み込みシステム―Hardware,Software,and Interfacing

Linux組み込みシステム―Hardware,Software,and Interfacing

  • 作者: クレイグホーラボウ,Craig Hollabaugh,山口つかさ
  • 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
  • 発売日: 2002/12
  • メディア: 単行本
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組み込みLinux開発の雰囲気を味わえる。気楽に読める本。

BlackDogを知って以来、僕は、組み込みLinuxに興味をもっている。それと、USBにも興味をもっている。USBは、ターゲットマシンに何もソフトウェアをインストールする必要がなく、機能を追加できるというのが良い。

最近出張の回数が少し増えた。出張先での僕の作業は、客先マシンの調査やメンテが多い。お客さんのマシンを触らせてもらうのだが、当然、それらのマシンやネットワークを自分のために使用することはできない。したがって、僕は、自分のノートPCを持ち歩いて、ネットにつなぎたい場合は、Formaカードを使用してネットにつなぐことになる。しかし、ノートPCを持ち歩くのは疲れる(以前、充電用のアダプタを忘れてボスにシメられたことがある)し、また、例えばgoogleで調べ事したいと思ったときに、わざわざ自分のノートPCを開くのも面倒だ。

で、考えるのが、「お客さんのマシンのCPUとUSBインタフェースだけをお借りして、自分の作業環境を構築することはできないだろうか」ということだ。

Windows起動中のお客さんのマシンに、自分が持ってきたUSBデバイスを刺させてもらうだけで、自分が使用したい機能(メール閲覧、Web閲覧、会社へのVPNアクセスなどなど)が、お客さんのマシンのディスクに一切アクセスすることなくできるようになる、というのが望ましい。問題なのは、お客さんのマシンのディスクにアクセスしていないということをどう定義するかだな。本当は、お客さんのマシンのOSを使用している時点で、ディスクに一切アクセスしていないというのは嘘になってしまう。したがって、何か気が利いた定義が必要だ。