プロキシ

夏休み前までは、「VNCもどき」の保守が仕事だったのが、最近は、独自プロキシサーバの開発が仕事になっている。

うちのボスは、プロキシはネットワークに流れるデータをすべて処理するので、それを自分たちで作れば、後付けで何でも機能を追加できるようになると思っているみたいだ。例えば、例の「VNCもどき」がどうにもならない動き(笑)をするとき、我々のプロキシが、ネットワークに流れるパケットに魔法をかけて、動作をまともにすることができるんじゃないか、というふうに考えている。

というわけで、今は、普通のプロキシのプロトタイプを作って動き具合をみているところだ。そうしていると、色々アイデアが出てくる。今日魔法の一つを思いついた。ボスに提案したら喜ぶかな。

そう言えば、ずっと前にも、プロキシについて書いたことがあった気がする。しかし、そのときは、品質水準を満たすプロキシを作れる見込みがなかった。カスタマイズ可能なものも探したのだが、品質が低いものばかりだった(大雑把に「研究用」「大衆用」「企業用」と品質を分類した場合の「研究用」のばかりだった)。それであまり発展しなかったのだが、今だったらだいぶ現実性が出てきたように思う。というわけで、仕事と関係ないところでも、何かできないか考えてみようかと思う。昔考えたことがあるのは、

  • 熟練者のWeb検索ノウハウを記録して、再利用可能にする
  • 同一Webページ閲覧中の人のコミュニケーションを促進する仕組み

とか。何だか面白くなってきた。